Takumu Kawamura
広島県広島市出身のプロサッカー選手。特徴は、豊富な運動量を武器にしたボックス・トゥ・ボックス、3列目からの飛び出し、左足から繰り出される強烈なシュート、攻守の切り替えの速さ。左利きの大型ボランチとして注目されている。
YEAR
サンフレッチェ広島ユースからトップ昇格 公式戦デビュー
- 大迫敬介選手(現広島)、川井歩選手(現山形)とともにサンフレッチェ広島ユースからトップ昇格
- 3月7日、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節のG大阪戦で公式戦デビュー
- 12月、愛媛FC(当時J2)に期限付き移籍することが発表される
# 29
YEAR
愛媛FCに期限付き移籍 Jリーグデビュー・初ゴール
- キャンプ中に喘息を発症
- 10月13日、J2第36節・新潟戦でJリーグデビュー
- 11月16日、J2第41節・琉球戦でJリーグ初ゴール
- 2019シーズンは、リーグ戦4試合に出場し、1得点を挙げる
- 12月、愛媛FCへの期限付き移籍期間の延長が発表される(移籍期間:2020.2.1〜2021.1.31)
# 29
YEAR
愛媛FCで途中出場の機会増
- リーグ戦39試合に出場、6得点を記録
- 12月、愛媛FCへの期限付き移籍期間の延長が発表される(移籍期間:2021.2.1〜2022.1.31)
# 29
YEAR
愛媛FCで大きな成長を遂げ、サンフレッチェ広島へ
- 5月30日、水戸戦で負傷。左ハムストリングス肉離れ(全治4~6週間)
- リーグ戦34試合(うち25試合にフル出場)に出場、8得点を記録
- 12月10日、2022シーズンよりサンフレッチェ広島に復帰することが発表される
# 8
YEAR
サンフレッチェ広島に復帰後も止まらぬ成長
- 2月19日、J1第1節・鳥栖戦でJ1デビュー
- 3月22日、トレーニングで負傷。左膝外側側副靭帯損傷(全治2か月)
- 8月6日、鹿島戦でJ1初ゴール
- 9月3日、J1第28節・清水エスパルス戦のアディショナルタイムに約60メートルのロングシュートを決める。「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」(9月度)および2022シーズンの最優秀ゴール賞を受賞
- 9月21日、JリーグYBCルヴァンカップ・プライムステージ準決勝第1戦の福岡戦でカップ戦初ゴール(10月22日、サンフレッチェ広島がタイトルを獲得)
- 11月18日、「サンフレッチェ広島ホームタウンふれあい活動」で広島市立庚午小学校を訪問
# 27
YEAR
瞬く間にチームの主力に! 日本代表初招集
- 2023シーズンからサンフレッチェ広島のレジェンド・森﨑和幸が背負っていた番号「8」を継承
- 6月4日、J1第16節・京都サンガ戦のアディショナルタイムに約50メートルを独走しシュートを決める。「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」(6月度)を受賞
- 12月8日、「サンフレッチェ広島ホームタウンふれあい活動」で出身校の広島市立原小学校を塩谷司選手、青山敏弘選手とともに訪問
代表活動
- 5月25日、キリンチャレンジカップ2023(6月15日 対エルサルバドル代表 愛知・豊田スタジアム、6月20日 対ペルー代表 大阪・パナソニックスタジアム吹田)に初選出される
- 6月14日、体調不良により途中離脱
- 12月7日、TOYO TIRES CUP 2024(1月1日 対タイ代表 東京・国立競技場)に選出される。
# 8(サンフレッチェ広島)・# 15(日本代表)
YEAR
世界に羽ばたく! レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)へ完全移籍
- 6月15日、J1第18節・東京V戦後、海外クラブへの移籍に向けた準備のためチームを離脱することが発表される(この日が国内ラストマッチとなる)
- 6月24日、オーストリア1部 レッドブル・ザルツブルクへの完全移籍が発表される
- 7月11日、オーストリア・ザールフェルデンでのトレーニングキャンプにて膝内側靭帯を断裂したことが発表される。約3か月間チームを離脱する見込み
代表活動
- 1月1日、TOYO TIRES CUP 2024(対タイ代表 東京・国立競技場)で日本代表デビュー。出場からわずか4分後に初得点を挙げる
- 3月14日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選(3月21日 対朝鮮民主主義人民共和国代表 東京・国立競技場、3月26日 対朝鮮民主主義人民共和国代表(後に中止))に選出される
- 5月24日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選(6月6日 対ミャンマー代表 ミャンマー・THUWUNNA STADIUM、6月11日 対シリア代表 広島・エディオンピースウイング広島)に選出される
- 6月11日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選(対シリア代表)では地元・広島で初めて日の丸を背負ってプレー。ピッチに足を踏み入れると、スタジアムには割れんばかりの拍手が響き渡った
# 8(サンフレッチェ広島)・# 5(日本代表)
川村選手は、少年時代からの憧れだったサンフレッチェ広島でプレーするという夢を見事に実現させた“広島愛”あふれる選手としても知られている。2023シーズンには、出身クラブの後輩にあたる小学生たちを当時の本拠地スタジアムに招待する活動にも取り組み、広島の子どもたちに夢と希望を与え続けている。
また、移籍前国内最後の試合となった6月15日の東京V戦後、川村選手はこのように決意を語った。
「僕の夢はやっぱりこの広島でJリーグ優勝することなので、そこの夢は変わりませんし、しっかり海外で活躍して最後戻って来て、このチームを勝たせられるような選手になって帰って来たい」
プロフィール
現所属チーム | FC レッドブル・ザルツブルク |
ポジション / 背番号 | MF / 16 |
生年月日 | 1999年8月28日(25歳) |
身長 / 体重 | 183cm / 76kg |
血液型 | O型 |
出身地 | 広島県広島市 |
経歴 | 原サッカークラブ サンフレッチェ広島ジュニアユース サンフレッチェ広島ユース サンフレッチェ広島 愛媛FC(期限付き移籍) サンフレッチェ広島 |
サンフレッチェ広島ユースの同期 | 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 満田誠(サンフレッチェ広島) 仙波大志(サンフレッチェ広島(ザスパ群馬に期限付き移籍)) 川井歩(モンテディオ山形) |
出場記録
シーズン | チーム | リーグ | カップ | 天皇杯 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
2018 | 広島 | J1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 |
2019 | 愛媛 | J2 | 4 | 1 | – | 1 | 0 | |
2020 | 愛媛 | J2 | 39 | 6 | – | – | ||
2021 | 愛媛 | J2 | 34 | 8 | – | 1 | 1 | |
2022 | 広島 | J1 | 16 | 3 | 8 | 2 | 3 | 2 |
2023 | 広島 | J1 | 32 | 3 | 5 | 2 | 2 | 0 |
2024 | 広島 | J1 | 14 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 |
J1通算 | 62 | 8 | 17 | 5 | 5 | 2 | ||
J2通算 | 77 | 15 | – | 2 | 1 |
代表歴
2014年 | U-15日本代表 |
2017年 | U-18日本代表 |
2018年 | U-19日本代表 |
2023, 2024年 | 日本代表 |
国際Aマッチ
出場 | 得点 |
3 | 1 |
日付 | 大会名 | 会場 | 対戦チーム |
2024.01.01 | TOYO TIRES CUP 2024 (国際親善試合) | 東京 (日本) | タイ |
2024.03.21 | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 | 東京 (日本) | 朝鮮民主主義人民共和国 |
2024.06.06 | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 | ヤンゴン (ミャンマー) | ミャンマー |
2024.06.11 | FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 | 広島 (日本) | シリア |
個人タイトル
2022年 | Jリーグ最優秀ゴール賞 |