レッドブル・ザルツブルク 川村拓夢選手の負傷を発表

オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクは20日、クラブの公式Xを更新。川村拓夢選手が膝を負傷したことにより、しばらくの間チームを離脱すると発表した。

同クラブは、現在アメリカで開催されているFIFAクラブワールドカップ2025に出場するため14日に現地入り。15日からニュー・ジャージー州でトレーニングを開始した。19日の初戦・パチューカ戦は2-0で勝利したものの、川村選手はベンチ外となっていた。

川村選手は、2024年6月にJ1広島から同クラブに移籍。同年7月、開幕前のトレーニングキャンプで左膝内側靭帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされた。約4か月後にトレーニングに復帰し、翌月にはリーグ戦初出場。その後もUEFAチャンピオンズリーグ2024-2025やオーストリア国内カップ戦でも出場時間を得ていた。しかし、2025年2月のリーグ戦で鎖骨を骨折し、2度目の離脱。シーズン終盤の同年5月、UEFAチャンピオンズリーグ2025-2026の出場権がかかる大事な試合が続く中、スタメンで復帰を果たしていた。今大会でもスタメン出場が見込まれていただけに、無念の負傷離脱となった。

同クラブは、公式Xで川村選手の負傷離脱を報告するとともに、アメリカでトレーニング中の川村選手の写真を投稿。「早く良くなってね、拓夢!」と早期回復を願うメッセージも添えられていた。

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